真鍮やブロンズなど、銅を含む「合金」には抗菌作用があることを知っていました?
銅は他の金属と混ぜることで、真鍮やブロンズなど、それぞれに固有の美しさや工学上の特性を持つ合金を作り出すことができます。EPAには500種を超える合金が登録されており、さまざまな色や形、表面処理の選択肢があるため、多様なデザインのニーズを満たせます。銅合金は長らく建材として活用され続けていて、優れた強度や耐久性から表面材としてさまざまな場面で利用されています。
環境表面素材としての殺菌銅の高い実用性*は、主に3つの特性から成り立ちます。
優れた物理的特性
殺菌銅合金の種類によっては、鉄と同等の強度や耐久性を持ちます。また殺菌銅合金には、抗菌作用の他にも以下のような特長があります。
- 高い耐久性
- 耐摩耗性
- 過酷な環境や化学物質に耐えられること
- 細部や表面処理を長期にわたって維持できること
加工における柔軟性
殺菌銅合金は非常に汎用性が高く、さまざまな伝統的金属加工プロセスを用いることができます。以下のような加工が可能です。
- 引抜加工
- 機械加工
- 鋳造
- 接合
- 曲げ加工
コスト面の競争力
素材のコストによって、最終製品の価格が引き上げられることがありません。殺菌銅は他の素材と比べ、製造にかかるコストの競争力が非常に高いのが特長です。その理由としては、以下のようにあります。
- 簡単に加工できること
- 1分あたりに製造できる部品数が多いこと
- ツールが長持ちすること
- 完全なリサイクルが可能こと
合金の特性に関する詳細なデータについては、検索可能なデータベースをご覧ください。